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彫 刻 家 大 坂 一 成 
      kazunari osaka



ブログ
むくのブログ

   

ひとつの芸術は、
人生を変えうる力を持つほど魅力的なものです。
芸術の中に宿る人間の精神は、何処へ向かおうとするのでしょうか。
人間の精神はつねに形を必要とし、 同時に形の制約からのがれようとしています。
だとすれば、私にとって彫刻とは形を打ち砕く楔であるのかも知れません。

幼少の頃、私はひとりで怪獣ごっこをする内気な少年でした。
玩具の怪獣を両手に持って、ひとりでストーリーをあみだし、吹き替えをして動かす。
手がとまっている時でも、頭の中では8ミリフイルムが回り、怪獣たちがあばれ、
戦いが終わる事はありませんでした。
私が何かを作り生み出そうとする時、頭の中で8ミリフイルムが回りだす。
そう、私の作品は遊び心をずっと持ち続けた産物なのです。

現実の世界はいつも流動してやまず、創作活動を休むことなく刺激させてくれます。
自己の生命が社会とどのように向き合い、いかにして独自性を追求できるのか。
人間の愚かさを自戒しつつ、自然との対話を通して精神の豊さを問いただしてみる。
そこに私の創作活動の核心が示されることを願っています。
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